私物査定カードゲーム

事情買取センター

BAGGAGE INCLUDED
値段は、裏で決まる。 ※コピー検討中
3〜8人20〜40分10才〜
そのまま読み上げてください

いま持っている物をひとつ、机の上に出してください。なんでもかまいません。

出した人は「いくらなら手放してもいいか」を、こっそり書きます。それが正解です。

ほかの全員は、その額を当てにいきます。いちばん近かった人が「お見事」

——では、いちばん高そうな物を身につけていそうな人。あなたが最初のお客様です。

内容物

  • 買取依頼カード(青15・黄20・赤15)×50
  • 買取査定シート(1人1枚・8回ぶん/50枚綴り)×2冊
  • 納得価格シート(桁マス入り)+目隠しホルダー×1式
  • 短鉛筆×6
  • 遊び方説明書(本書)×1
遊び方でわからないことがあれば、公式サイトをご確認ください。
ゲームデザイン:――― グラフィック:―――
裏事情買取センター RULEBOOK v33 ・ 1/2

ご来店の準備

毎ラウンド、1人がお客様(出品する人)、残り全員が査定士。お客様は左どなりへ交代します。

1人お客様持ち物をひとつ持ち込んで、その品の話をします。納得価格をこっそり書きます。
残り全員査定士モノとエピソードから、持ち主が手放せる額を見積もって勝負します。

査定シートと鉛筆を全員に。カードは3束のまま中央へ(→裏面)。ベストは4〜5人。

4人以下は全員2回、5人以上は全員1回ずつお客様をやったら閉店。チェックがいちばん多い人が優勝です。

査定シートの書き方

買取査定シート名前:____
1¥ 3万5000お見事
2¥ 500お見事
…8回ぶん書けます

1ゲーム、1人1枚。ラウンドごとに次の行へ金額を書き、結果をチェックで記録。チェック=得点です。

「プライスレス」は受付不可。査定額は0円以上の整数(円)で。

1

ご来店 ─ お品物と、そのお話を

買取依頼カードを1枚めくります(本日の強化買取品目)。お客様はそれに合う私物をひとつ、卓の中央へ。立派でもチンケでもOK。手元になければ、写真でも、話だけでもOK(みんなが同じ物を思い浮かべられるなら)。出したくない物は、出さなくてOKです。

「これ、いくらで買ってくれる?」思い出話でも、自慢でも、言い訳でも

その品の話をします。いつ、どうやって手に入れたか。どんな時間を一緒に過ごしてきたか。査定士は遠慮なく質問を。話し終えたら、こう締めます。

「査定のほど、よろしくお願いします」この一言で口上は終了。全員、シートに向かいます
2

査定タイム ─ こっそり金額を

お客様は納得価格——その額なら本当に手放してもいい、本音の額——を納得価格シートの桁マスに書き、ホルダーに差し込みます(盛った話には、盛った値段を)。

査定士は、自分のシートの次の行に査定額を書いて伏せます。当てるのは相場ではありません。エピソード込みで、お客様が「手放せる」と思っている額。相場とかけ離れていても、何も不思議はありません。

3

買取宣言 ─ 堂々と

お客様の左どなりから時計回りに、自分の額を指さして宣言(テンポ重視なら「せーの」の同時オープンでもOK)。

「そのお品物、3万5000円で買い取らせていただきます!」
4

答え合わせ ─ 納得価格の発表

お客様は納得価格を、一の位から1マスずつ。桁が上がるほど、卓はざわつきます。

「え、それ3万で手放せるの?」「大事だったの」も「安っ!」も正解
5

お見事とシブチン

判定はお客様が仕切ります。「いちばん近いのは——あなた、お見事!

いちばん近いお見事!
金額の横に✓(=1点)
ぴったり一致「ピタリ買取!」全員で拍手。✓✓(=2点)
いちばん遠い「はい、シブチン〜」渋マスに✓(得点には響きません)

お客様はどうしてその額なのかをひとことで締めて、次のご来店へ。

つづきは裏面へ(閉店・細かいこと)。

閉店(ゲームの終わり)

4人以下の卓は全員2回、5人以上の卓は全員1回ずつ出品したら、本日は閉店です。最後のお客様は大トリ——赤の束から引いて、本日いちばんの話をどうぞ。

まず「本日のシブチン王」(渋チェックがいちばん多い人)に、あたたかい拍手を。そしてチェックの合計がいちばん多い人が、本日の名査定士です。同じなら、そろって名査定士。

——もっと買い取りたければ、もう1周どうぞ

買取依頼カードの束

青の束その場で見つかる品目
黄の束暮らしが見える品目
赤の束本音が出る品目

使い方はかんたん——最初の2品は青、あいだは黄、最後の1品(大トリ)は赤の束から引きます。買取は、だんだん深くなっていきます。はじめての卓は、ぜんぶ青でもOK。

出せる物がないカードは、箱に戻して次を引いてください。カードを無視して自由出品でもOK。カードはお客様を困らせるためではなく、助けるための品目リストです。

裏事情買取センター RULEBOOK v33 ・ 2/2

細かいこと(判定)

  • 同じ距離・同じ額の人は、同じ扱いです。上下おなじ距離なら両方お見事(両方✓)。いちばん遠いが同額なら全員渋✓。全員が同じ距離なら全員お見事、渋なしです
  • 数字でないものを書いてしまったら、その場で書き直します(笑ってあげてください)
  • 0円は「タダでも引き取りたくない」という立派な査定。0円の納得価格は「もう持って帰りたくない」という立派な本音です
  • チェックの付け忘れに気づいたら、みんなの記憶であとから付けてOK。揉めたら本人の申告が正です
  • 字が読めずに揉めたときも、書いた本人の申告が正です

当センターの楽しみ方

  • 基本は、実体験のエピソードで盛り上がる遊びです。日頃は聞けない話こそ、高く買われます
  • さらに刺激が欲しい卓は、話を盛るのも一興。ただし盛った話には、盛った値段を——話と値段が食い違うと、査定士は誰も正解にたどり着けません
  • 査定士は遠慮なく質問を(2〜3個が目安)。人の物を値踏みしていい日は、めったにありません
  • ハッタリ、演技、プロっぽい買取宣言。ぜんぶ武器です。キメ台詞を勝手に開発してください
  • 勝ち負けは、おまけです。納得価格が開く瞬間だけでなく、日頃は聞けないエピソードと、査定額にやいのやいの言い合う時間——それが本日の売上です
査定術の極意

査定士が見るのは、相場ではありません。品物と一緒に語られたエピソードです。同じ腕時計でも、「初任給で買った」なら値は跳ね、「もらい物で、正直サイズが合わない」なら底が抜ける。相場とかけ離れていても、何も不思議はない——パーソナルな体験で、物の価値は変わるのです。話を聞いて、その人の「手放せる値段」を見積もる。それが当センターの査定術です。

細かいこと(ご来店)

  • 同じ品物をもう一度出品してもOK(カードの品目に合えば)。話が変われば、値段も変わります
  • 3人で遊ぶときは、シブチン(渋✓)を使いません
  • 途中で人が増えても帰っても、ラウンドの切れ目なら自由。閉店の周回数はいまいる人数で数え直します(4人以下2周・5人以上1周)
  • 7〜8人の日は時間が伸びます。時間で閉店してもOK——そこまででチェックがいちばん多い人が名査定士です
  • 鉛筆が足りなければ、その辺のペンで書いてかまいません
  • 出したくない物は出さなくてOK。借り物・身分証・危ない物はやめましょう。卓に置けない物は指さしで、手元にない物は写真か話だけでもOKです
  • 品物は必ず本人に返してください